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小児良性てんかんについて

小児良性てんかん(良性ローランドてんかん)は、生後18ヶ月~13歳までが発症時期になっています。
突発性部分てんかんの一種で、大脳の中心部から側頭部にかけて異常波がみられます。
眠りについた時に顔面の片側がけいれんする、口の周りの異常知覚、発語停止、過剰のよだれ、頰の収縮、などの症状があらわれます。
小児良性てんかんは、思春期までには発作が消失する確率が高いと言われています。
再発もないとされています。
小児良性てんかんの場合には、治るためには適切な診断と抗てんかん薬を使っていくことが大切です。
症状にあった薬を選ぶことができれば、発作を起こさずに生活していける可能性もあります。
良性に対して、抗てんかん薬が効きにくいとされているのが、ウエスト症候群やレノックス・ガストー症候群のような難治性のてんかんです。
ただ、このような難治性の症状に対しても、ラミクタールなど新しい薬は効果をあげています。
ラミクタールなどの抗てんかん薬は、発作が3年以上あらわれず、脳は検査で2年以上てんかん波がみられない場合には薬の服用を中止することもあります。
しかし、急にやめてしまうと再発の危険があるので、徐々に量を減らしていくのが一般的です。
ラミクタールなどの抗てんかん薬以外の治療法として、ケトン食療法があります。
糖質を含む食品を厳密に制限して、たんぱく質と脂質の食品を中心に摂取する治療法です。
当初のケトン食療法は、今でいう糖質制限食のように、糖質さえ抜けば良いというわけではなく、カロリーまで制限されていました。
しかし、最近ではもっと食べやすいように改良されています。
一部の専門家では、食品による治療を優先させても良いのではないかとする意見もあります。